Free【週間ダイジェスト】9月11~18日
▽安全対策工事完了時期を1年延期
日本原燃は13日、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理施設(六ケ所村)の安全対策工事の完了時期を2021年度上期から22年度上期に1年延期すると発表した。原子力規制委員会の指摘を受け、追加の耐震補強が必要になったため。延期は新規制基準への適合性審査の開始後で3回目。
▽十和田で21年産「まっしぐら」初検査
十和田おいらせ農協は15日、十和田市内で21年産米の初検査を行い、市内で生産された「まっしぐら」2160キロを全量1等米と格付けした。
▽A棟赤字累計は5億円超え
八戸市は16日、市第3魚市場荷さばき施設A棟の20年度収支が5555万円の赤字で、供用が始まった12年度以降の累計赤字分が5億2903万円となったと本紙取材に明らかにした。
▽独自の宣言解除
岩手県は16日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて出していた、県独自の緊急事態宣言を約1カ月ぶりに解除した。県民に対する不要不急の外出自粛要請はなくなった。
▽覚醒剤取締法違反の元教諭に有罪
覚醒剤取締法違反(所持、使用)の罪に問われたむつ市立脇野沢中の元教諭で五所川原市元町、無職の被告男(36)の判決公判が16日、青森地裁であった。寺尾亮裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。
▽百条委調査結果を否決
十和田市議会は定例会最終日の17日の本会議で、議員による市職員へのパワハラ行為を認定した特別委員会(百条委)の調査結果について採決を行い、賛成少数で否決した。市議会としては、百条委の判断を覆し、最終的にパワハラはなかった―と結論付けた。
▽県債残高は10年連続減
青森県は17日、20年度普通会計決算を公表した。県債残高(臨時財政対策債を含む)は前年度比423億円減の1兆180億円で、県債の新規発行を抑制したため10年連続で減少。経常収益比率は、0・2ポイント低下の95・8%と、2年連続で改善した。地方税と地方交付税が伸びたことが要因としている。
▽ヴァンラーレ公式戦、コロナで初の中止
サッカーJ3のヴァンラーレ八戸は18日、八戸市内で同日夜に予定されていたホーム戦を中止した。八戸の選手2人の新型コロナウイルス感染が確認され、複数の選手が市保健所から濃厚接触者に指定されたため。新型コロナによる八戸のホーム戦中止は初。