Free酒気帯び運転の青森県職員を懲戒免職
青森県は23日、酒気帯び運転で罰金の略式命令を受けた、中南地域の県の出先機関に勤務する男性一般職員(53)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。県職員の懲戒免職処分は本年度初めて。
県人事課によると、男性は休暇中の8月10日午前0時ごろから午前4時ごろまで深浦町の親戚宅で缶ビール(500ミリリットル)6本を飲酒し就寝。同9時半ごろに自動車で外出し、同11時ごろ、鯵ケ沢町のコンビニ駐車場で自動車と接触する物損事故を起こした。
現場に到着した警察官による検査で、基準値を超える呼気1リットル当たり0・35ミリグラムのアルコールが検出され、10月12日付で鯵ケ沢簡裁から罰金35万円の略式命令を受けた。
県職員らに適用される地方公務員法は「酒気帯び運転は免職とする」と規定している。県の調査に、男性は「あらゆる点で公務員としての自覚が足りなかった」と話しているという。