Freeツキヨタケで食中毒/三戸郡内70代女性
青森県は16日、三戸郡内の70代女性が有毒キノコ「ツキヨタケ」を誤って食べて食中毒を起こしたと発表した。女性は入院中だが、快方に向かっている。県内で毒キノコによる食中毒が発生したのは今年初めて。
女性とその家族2人が12日に新郷村の山中でツキヨタケを含むキノコ5種類を採取。14日の夕食にキノコ入りラーメンを作り、女性だけが食べた。その日の夜から下痢や嘔吐(おうと)を訴え、15日に医療機関を受診した。
県保健衛生課によると、ツキヨタケはかさの大きさが10~20センチと大型で、黄褐色か紫褐色。食用のヒラタケ、ムキタケ、シイタケと誤認しやすいという。