Free貴女も「建設女子」にならない?! 青森県が紹介冊子
青森県内の建設業で働く女性を増やそうと、県は地元の建設現場で活躍する女性技術者(通称・建設女子=タテジョ=)を紹介する冊子「女性もできる土木・建築SEASON3」を作成した。県南地方の女性技術者3人の仕事ぶりや一日のスケジュールなどを説明しており、「建設業への関心が高まれば」とPRしている。
県監理課建設業振興グループが毎年作成。3冊目となる今回は八戸、十和田、七戸3市町の建設企業で働く3人を取り上げた。
共栄産業(十和田市)の新山翔子さん(32)はクレーンオペレーターとして活躍する傍ら、子ども2人を育てている。インタビューの中で「『自分には何もできない』と感じている人にこそ建設業に来てほしい」と仕事の魅力を語っている。
同グループの沼畑優子主査は「土木、建設業は女性でも十分に働ける業界。進路の参考にしてもらえれば」と話した。
冊子は県内の教育機関で配布されているほか、同グループに連絡すれば入手できる。問い合わせは、青森県監理課建設業振興グループ=電話017(734)9706=へ。