Free二戸で北いわて学生デザインファッションショー開催

優秀作品をまとってステージに立つモデル
優秀作品をまとってステージに立つモデル

二戸、久慈両地域の縫製業者16社で構成する「北いわてアパレル産業振興会」(森奥信孝代表理事)は23日、二戸市民文化会館で「第7回北いわて学生デザインファッションショー」を開いた。縫製業者がショーに合わせ、岩手県内や青森県三八地域の生徒、学生が応募したデザイン画の中から優秀な作品を基に、オリジナルの服を制作。モデルが着こなしてさっそうとランウエーを歩き、約870人の観客を魅了した。
 メインイベントの学生ファッションデザインには、過去最多の628点の応募があった。同日行われた審査の結果、岩手県立花北青雲高(花巻市)3年の宮川歩実さんの「マントスーツ」が最優秀賞に、同賞に次ぐ県知事賞には県立軽米高2年の吉岡菜々海さんの「サラダ風ワーキングウェア」が選ばれた。
 吉岡さんは取材に、「周りと違う作品にしたいと思った。受賞は驚いたけどうれしい」と笑顔を見せた。
 このほか、トークショーでは、県立一戸高の生徒が、同校文化祭で行ったファッションショーの取り組みなどを紹介した。
 最優秀賞、県知事賞以外の学生ファッションデザインの結果は次の通り。(敬称略。岩手県北、青森県南両地方関係分)
 ▽優秀賞=齊藤依音(伊保内2年)戸舘もも(久慈東2年)▽奨励賞=泉山ねね(一戸1年)
優秀作品をまとってステージに立つモデル

 
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