Free八工高男子卓球部が初の全国へ「目標はベスト16」
1月31日~2月2日に福島県で行われた第43回東北高校選抜卓球大会(東北卓球連盟など主催)の男子学校対抗種目で、青森県立八戸工業高卓球部が6位入賞を果たし、3月25日に千葉市で開幕する全国大会への初出場を決めた。同種目での東北代表入りは、八戸市内の高校で初の快挙。メンバーは「目標はベスト16以上」と口をそろえ、闘志を燃やしている。
東北大会には各県代表の18校が出場した。同部は6校ずつに分かれたリーグ戦を2位で突破。順位決定リーグ戦では全敗を喫したものの、同大会6位で全国への切符をつかんだ。
大舞台に向け、同部は週6日の練習に励む。練習時間は自主練習を合わせ、平日は4時間、休日は8時間にも及ぶ。練習メニューやメンバー決めなどは部員が行っており、大山幸雄監督(42)は「自主性を大切にしている。実力では特出した選手はいないが、団結力ではどこにも負けない」と期待を寄せる。
全国大会は地方大会を勝ち抜いた56校で争われる。2年の高橋左京主将(17)は「全国レベルの学校と戦えるのは貴重な体験。チーム一丸となって一勝でも多く勝ちたい」と力を込めている。