Free八戸えんぶり 新型肺炎予防策周知 消毒、手洗い、マスクを
多くの観光客でにぎわう八戸えんぶりの会場では、新型コロナウイルスによる肺炎の国内での感染拡大を受け、運営側が各会場に手指消毒用のアルコールを設置するなど対策を講じている。
事務局を務めるVISITはちのへによると、市庁前市民広場の休憩所や更上閣などには手指消毒用アルコールを設置したほか、「せきエチケット」や衛生的な手洗い方法を図解したポスターをテーブルや壁に貼るなどして予防策の周知を図っている。
一斉摺りが行われた17日は、マスクを着用して観覧する人たちの姿が多く見られた。市民広場の屋台では八戸市保健所の指導の下、万全の衛生対策を整えて接客。ある屋台の店員は「衛生管理はばっちり。安心して温かい食べ物を楽しんで」と話していた。
不特定多数の人が集まる場所では、一人一人の予防徹底が大切。同保健所は「手洗いうがいの徹底と、人が多いところではマスクの着用を心掛けて」と呼び掛けている。