Free冬の風物詩「三沢ほっき丼」12月3日から提供開始 市内22店舗で
12月1日のホッキガイ漁解禁に合わせ、三沢市のご当地グルメ「三沢ほっき丼」の提供が同3日から市内22店舗で始まる。28日は市役所で決起集会が開かれ、地場産ホッキガイの消費拡大に向け、関係者が気勢を上げた。提供は来年3月末まで。
ほっき丼は、三沢産のホッキガイを使うことのみが条件で、2008年度からスタート。ホッキガイを、生だけでなく、煮たり、炒めたり、揚げたりして各店オリジナルの丼を提供する。昨年度は約1万5700食を売り上げ、同市の冬の風物詩として定着している。
決起集会では、小桧山吉紀市長が「弾力があって柔らかく、ミネラルも豊富。店によって異なる味を楽しめる」とPR。提供する飲食店などの関係者約10人が「頑張ろう」と、拳を突き上げて期間中の売り上げアップを祈った。
同市松園町2丁目の「ベジキッチンまいまい」は、軽くボイルしたホッキガイと三沢産のナガイモなどをキムチのたれであえた「ホッキムチ丼」を考案。佐々木和枝代表は「甘くて身が厚い三沢産の新鮮なホッキガイをたくさん食べてほしい」と力を込めた。
期間中は、「三沢基地空自空上(からあ)げ」とのコラボ企画「どんからキャンペーン」を展開。ほっき丼か空上げを食べてシールを三つ集めて応募すると参加店で使える飲食券などが当たる。
問い合わせは、市観光物産課=電話0176(53)5111=へ。