Free朝のニュースダイジェスト(11月26日)
【八戸魚市場販売委託手数料引き上げ条例改正案の提出先送り】
八戸魚市場が求めた販売委託手数料率の引き上げに関し、市が12月の市議会定例会で予定していた条例改正案の提出を先送りすることが分かった。市議会で「漁業者の負担が増す」などの声がくすぶっており、議案が否決される可能性を危惧した格好。一方、八戸魚市場の経営健全化の先行きは不透明な情勢になった。
【母校で子どもの体験イベント】
旧階上町立金山沢小の校舎で、11月中旬にイベント「水のほとりの体験学校」が開かれた。将来の夢を見つけるため、多彩な体験をしてもらいたいと、卒業生のすし職人・大沢匡志さん(47)=同町=が企画。絵の具を自由に使うアートプロジェクトやみそ造りなどの体験ブースが設けられ、子どもたちの喜ぶ声が響き渡った。今後も同様のイベントを開催する方針。
【合同部活動】
公立中学校の休日部活動を地域団体などに委ねる「地域移行」に向け、八戸市地域スポーツ・文化活動検討協議会(会長・木村浩哉八戸学院大教授)の会合が25日、八戸市庁で開かれた。10、11月に合同部活動の試行で、生徒、顧問を対象としたアンケートを実施。充実した活動内容や他校との交流は高評価を得た一方、会場までの送迎や参加できる生徒の範囲が限定されていることなどが課題に挙がり、運営体制に改善の余地を残した。
【下北ブランデー開発、新ジャンル挑戦】
むつ市川内町のサンマモルワイナリーが、白ブドウを使ったブランデー「下北ブランデー25度」を開発した。新型コロナウイルスの影響で、飲食店でのワイン消費が低迷したことを受け、新たなジャンルに挑戦した。
【グルージャ、1年で再昇格目指す】
サッカーJ3いわてグルージャ盛岡は今季最下位で、日本フットボールリーグ(JFL)へ降格する。運営会社いわてアスリートクラブ(盛岡市)は25日に会見し、体制強化を図り1年でJ再昇格を目指す方針を掲げた。