Free「うんこドリル」で郷土学ぶ 岡三沢小で出前授業

「うん講師」を務める三沢市職員(右)の説明に耳を傾ける児童たち
「うん講師」を務める三沢市職員(右)の説明に耳を傾ける児童たち

三沢市立岡三沢小(村上輝仁校長)で20日、「MISAWAだいすきっず出前授業」が行われた。市が副読本として作成した「三沢市うんこドリル」を活用し、3年生74人が地域の魅力や特産品など学び、郷土について理解を深めた。

 子どもたちに楽しんで三沢の魅力に触れてもらおうと、市は「うんこ漢字ドリル」を出版する文響社(東京)とコラボ。第2次市総合振興計画の一環としてオリジナルの「うんこドリル」を作成し、昨年度から3年生を対象に配布している。

 三沢の特産品や歴史、自然などについて「うんこ先生」がクイズ形式で出題。児童は総合的な学習の時間や家庭で問題に取り組んでいる。

 出前授業は本年度、初めて企画。この日は市政策調整課の職員が「うん講師」になって授業を進め、児童は「三沢空港の滑走路の長さは?」「市内にある温泉の数は?」といった問題に挑戦し、楽しみながら地域について学んだ。

 根城壮汰さんは「三沢と飛行機との関わりがよく分かった。三沢が好き」と笑顔を見せた。

 
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