Freeブースターに勝利で「恩返し」を 新生青森ワッツのメンバー、宮下知事に抱負

宮下宗一郎知事(中央)に今季の意気込みを語る青森ワッツのメンバー=25日、青森県庁
宮下宗一郎知事(中央)に今季の意気込みを語る青森ワッツのメンバー=25日、青森県庁

バスケットボールBリーグ2部(B2)東地区の青森ワッツのメンバーが25日、青森県庁を訪れ、宮下宗一郎知事に、10月5日に開幕する新シーズン(季)への意気込みを語った。昨季のチーム存続危機を乗り越え、選手の半数以上を入れ替えた新生ワッツ。B1昇格に向け、一丸で戦い抜くことや、苦境でも支えてくれたブースターに「恩返し」を誓った。

 昨季はレギュラーシーズン29勝31敗で地区4位。ワイルドカード枠で、2季連続となるB2プレーオフに出場し、初勝利を上げた。

 この日は選手3人と運営会社「青森スポーツクリエイション」の渡邊裕介社長らが訪れ、宮下知事と懇談した。

 チームを率いる大島洋介ヘッドコーチは仕上がりの良さをアピール。「B1昇格を目標に、まずはプレーオフ出場を目指す」と力を込めた。宮下知事は「魂のこもったプレーに勇気づけられている」と述べ、ホーム戦の応援に駆け付けることを約束した。

 新主将の寺嶋恭之介選手は懇談後の取材に「またこの舞台で戦えることをうれしく思う。勝ちにつながる速いプレーをお見せする」と意欲を語った。

 ワッツのリーグ開幕節は10月5、6日のアウェー奈良戦。ホーム開幕節は同12、13日で、カクヒログループスーパーアリーナ(青森市)で富山を迎え撃つ。

 
お気に入り登録