Free求む、手作りストリート飾り 八戸七夕まつり、市民参加型に転換
八戸市中心街で7月12~14日に開かれる第72回八戸七夕まつりは、従来の大型飾りを取りやめ、新たに市民参加型の「ストリート七夕飾り」が沿道を飾る。主催する八戸商工会議所と第三セクター・まちづくり八戸は30日まで、市民の自主制作飾りと企業の協賛広告飾りの設置の申し込みを受け付けている。
飾りはいずれも街灯と街灯をつないだロープにつり下げ、計80個を目標としている。設置は車両交通に配慮し、交通規制が行われる時間帯のみ。応募が少ない場合は2次募集する。
自主制作飾りは縦1・3メートル、横50センチ、重さ800グラム以内で、制作費用は自己負担だが、設置費用は無料。7月9日に搬入、同17日に搬出する必要がある。
飾りの作り方を学ぶ機会として、5月26日に中心街で行われる「はちのへホコテン」で体験会を開くほか、6月までに希望する施設でワークショップや、八戸商工会館で制作説明会を開く。いずれも参加は無料。
協賛広告飾りは1口3万3千円(税込み)で、制作は業者に依頼し、吹き流しの2カ所に企業名を入れる。飾りのサイズは自主制作飾りとほぼ同程度。
商議所中心街委員会の類家徳久委員長は「これまでと雰囲気は変わるが、多くの市民に制作に参加してもらい、みんなでつくり上げるまつりにしたい」と意欲を語った。
申し込み、問い合わせは、同委員会=電話0178(20)9272=へ。