Free下北夏秋いちごでリキュール共同開発 A―berry(むつ)と八戸酒類
「下北夏秋いちご」の加工品販売を手掛けるむつ市の「A―berry」(アベリー、阿部伸義社長)と八戸酒類(橋本八右衛門代表)が共同開発したリキュール「わんちゃん」が23日から、八戸酒類の直売所で販売される。イチゴ果汁と日本酒「如空」の配合比率にこだわり、約3年かけて完成させた商品で、500本限定となる。
水産物が豊富な青森で魚に合う酒を造ろうと、阿部社長が八戸酒類に依頼。イチゴと日本酒のそれぞれの風味を生かし、仕上げた。
阿部社長と橋本代表らは22日、完成報告のため県庁を訪問。宮下宗一郎知事は「すっきりして飲みやすそう。県民の皆さんに味わってもらいたい」と話した。
八戸酒類が県産果実を使った商品を売り出すのは初めて。橋本代表は取材に対し、「青森の地酒と県産品の魅力をPRできればうれしい」と話した。
1本720ミリリットル入りで1760円(税込み)。むつ市の同社、リカーショップナカムラ、まさかりプラザで先行販売していた。