Free飲んで食べて「雪見列車」 青い森鉄道と青森屋が冬季企画
三沢市の「星野リゾート 青森屋」と青い森鉄道は20日から、三沢―青森間で、雪景色を眺めながら料理や地酒を楽しめる貸し切り列車「酒のあで雪見列車」を運行する。1人1万円(税込み)で事前予約制。2月11日までの土日曜に運行する。
冬季観光を盛り上げようと2016年にスタートし、実施は7回目となる。
列車内では地酒3種と酒にあう料理「酒のあで」を提供。今回の料理はマグロ尽くしがテーマで、にぎりすしや串カツ、煮こごりなど、マグロをふんだんに使った逸品を楽しめる。
19日は関係者を招いたプレ運行を実施。陸奥湾などの景勝ポイントでは速度を落として走行し、乗客が写真を撮るなどして特別な電車の旅を楽しんだ。
青森屋の須道玲奈総支配人は「通勤通学の利用とは、ひと味違う電車の旅を楽しんでもらいたい」と強調。
県誘客交流課の坂本大河主事(30)は「冬季観光の大切なコンテンツになっており、観光客には料理と酒、景色のマリアージュを楽しんでほしい」と期待を込めた。
定員は30人。利用日の1週間前までに専用ホームページで申し込みが必要となる。
問い合わせは、青森屋=電話0176(51)1116=へ。