Freeエバー航空、定期便再開に意欲/青森-台北線
エバー航空(台湾)は14日、新型コロナウイルスの影響で運休している青森―台北(桃園)線について、来年1月から2月にかけてチャーター便を運航すると発表した。チャーター便の運航は本年度3回目。青森県によると、同社は定期便再開に意欲を示しており、機材繰りや青森空港の保安検査体制が整い次第、再開する見通しという。
台湾を訪問中の宮下宗一郎知事が同日、同社の王振興副社長と面会した。県によると、王副社長は「一日でも早く定期便を再開したい」と話し、春節前の需要が高い1~2月にチャーター便を運航する計画を明らかにした。
チャーター機は184席で、台湾からの利用客を対象に1月15日~2月4日に6往復する。
台北線は2019年7月に就航し、20年2月から運休。搭乗率は19年が8割、20年が7割と好調に推移していた。チャーター便は今春と今秋に運航し、搭乗率はいずれも約9割と高水準だった。
宮下知事は同社訪問を終え、「今後も双方で力を合わせ、定期便の早期再開を目指していくことを確認した」とのコメントを出した。