Freeジオパーク全国大会へ気勢 むつでキックオフイベント
来夏にむつ市で開かれる日本ジオパーク全国大会下北大会までほぼ1年と迫った2日、同市のむつ来さまい館でキックオフイベントが開かれた。席上で、大会テーマを「ジオパークでつながる 海 大地 未来」とすることを発表。関係者や市民ら約120人が成功に向け気勢を上げた。
主催者はイベントを機に、53団体で組織する準備委員会から62団体加盟の実行委員会へと格上げ。会長に就任した山本知也市長は「下北地域が全国に知られるような大会にしたい」と抱負。名誉会長となった宮下宗一郎青森県知事は「下北のジオパークが県で4番目の世界遺産を目指すきっかけになれば」と話した。
引き続き参加者がステージに集合。横断幕を掲げ、成功へ決意を新たにした。
イベントは大会機運を盛り上げる「ファンミーティング2023」の一環として開催。全国大会は来年8月30日~9月1日、同市のしもきた克雪ドーム、むつマエダアリーナ、下北文化会館をメイン会場に開かれる。会期の前後は関係者対象のプレツアーとポストツアーも予定。実行委は全体で1万8千人の来場を見込んでいる。