十和田市のスーパーカケモ（欠畑茂治代表）は１０日、市内で展開する移動販売車「とくし丸」４号車の営業を開始した。地域の買い物困難者や高齢者の見守りの支援を兼ねて巡回する。１７日からは３号車が六戸町の一部で運行を始める。

　同社は２０１５年に移動スーパーを始め、これまで１～３号車が市内を運行している。４号車は▽月、木曜は西小稲・切田地区▽火、金曜は市立南小・相坂地区▽水曜は米田地区―の３コースを回る。

　実施エリア外の住民の要望を受け、六戸町の一部まで範囲を拡大。１７日から３号車は▽月、木曜は上吉田地区▽火、金曜は舘野地区▽水曜は折茂地区、同市相坂六日町地区―の３コースを巡る。

　初日は同市のスーパーカケモ切田通り店駐車場で出発式を開き、欠畑代表が「販売パートナーと共にカケモの商品をしっかり届けたい」とあいさつ。４号車の運行に当たる販売パートナー海老根奈緒子さん（５５）は取材に「お客さまのニーズにあった商品を届け、私が行くことで喜んでもらえたら幸い」と意気込みを語った。