Freeミュージカル熱演、観客魅了 八戸東高演劇部が自主公演

オリジナルミュージカル「Dig」の一場面
オリジナルミュージカル「Dig」の一場面

青森県立八戸東高演劇部の自主公演が4月30日、八戸市公民館で行われた。4年ぶりの一般公開でほぼ満員となった会場で、部員は力強く表現豊かな歌やダンスを披露した。

 公演の第1部「NO MUSICAL NO LIFE! 2023」では、同部が過去に発表してきたミュージカルの名場面を再演。演歌からポップなダンスまでさまざまなジャンルの演目で会場を沸かせた。

 第2部では、オリジナルミュージカル「Dig」を上演。「Dig」は、同部が2014年に27年ぶりの東北大会出場を果たした時の記念の作品で、下宿を兼ねる古本店にやって来た外国人留学生を主人公に、教育の大切さや平和について描いている。コミカルなせりふの掛け合いや、切ない歌唱シーンなどをテンポよく盛り込んだ演出で観客を魅了した。

 部長で3年の藤村梓未(あずみ)さん(17)は「本番直前まで(うまくできるか)不安だったが、観客の手拍子などがあって頑張れた」と笑顔で話した。

 
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