【義と情と理と 大島理森が駆けた時代】第4部 円熟(1-1)住専処理で新進と対決

環境庁長官として十和田湖のビジターセンターを視察する大島理森氏(右)。在任5カ月ながらも48歳での初入閣は政界での大きなステップとなった=1995年12月
1996(平成8)年1月5日、社会党の村山富市首相は退陣を表明した。自民党、新党さきがけとの3党連立で政権を担いながらも社会党の衰退を止められず、首相の座を自民の橋本龍太郎総裁=当時(58)=に譲る形で退いた。自民は93年8月の野党転落以来.....
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